ギター職人になるルートの代表的なものは
専門学校やクラフトスクールで修行→ギター工場へ就職というものです。
ここではどうしてこのルートが王道なのかを説明したいと思います。
ギタークラフトマンという職業を本気で考え出した最初の頃は、
ESPとか、フェルナンデスとか、ギターメーカーに転職活動しよう!と思っていました。
専門学校とかに行くルートがあることは知ってはいたんですが、
すでに社会人の自分としては転職のほうが現実的だと思ったからです。
でも職人はそんなに甘くなく、しかも僕は肝心なことを知りませんでした。
そもそもギターはどこで作られているのか?そこを考えていなかったんです。
浅はかでした・・・(^^;)
結論から先に言ってしまうと、ギターはギター工場で作られていて、
メーカーでは作られていないんだそうです。
某有名ブランドでメーカーと呼ばれている会社は新しいギターを企画したり、
広告を作って販売したりという卸会社のことで、
実際のギターを製作しているのは提携している別会社の工場なんです。
これを製造メーカーと呼ぶそうです。
つまり、ギターを作る職人になりたいと思うなら、
ギターメーカー(卸会社)ではなくギター工場(製造メーカー)に就職しないといけないわけです。
しかも工場は各メーカーの専属工場というわけではなく、
同じ工場内でフェルナンデスやフェンダージャパンのギターを同時に作っていたりするんだそうです。
ライバル会社のギターが同じ工場で作られるなんて衝撃的すぎました。
ESPやヤマハなどは、自社工場をもっている数少ないギターメーカーで、
企画から製造、販売までを自社でやっているとのことでした。
これは僕がのちのち学校を選ぶ際に、ESPのギタークラフトアカデミーに決めた理由のひとつです。
ギター製作の現場に行きたいのならギター工場に就職すればいいとはわかったものの、
どこで求人を探せばいいのかが謎・・・(-_-)
リクナビや求人情報誌には採用情報は皆無です。
今思えば当たり前なんですが、
ギター工場は素人はほぼ全くと言っていいほど採用していません。
ギター工場の100%が音楽系の専門学校やスクールとのコネがあるため、
求人なんぞ出さなくても、腕のいい学生を学校から紹介してもらえばいいからです。
ギター職人の業界は本当にコネが命!
コネと言うと聞こえが悪いですが、
要は腕がいいクラフトマンが人脈で入っていく業界なんです。
中には町のギター工房に一から弟子入りして、
初心者のうちから現場で腕を磨くという人もいると思います。
ネットでそういう人の経験談も見ました。
でも1番の王道は、まずは学校に行って技術を身に付けてから現場へというルートです。
まずは学生にならにゃいかんのか・・・!
どうしようかと悩みましたが、自己流でダラダラとやる余裕は無いので(もう25ですし)
一時脱サラ、ギタークラフトスクールへの入学を決めました。